2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2017/02/02

トランプ・ロスカットとゴルフの関係、全くの個人ごと


月曜日に、タノンGCで今年のベスト・スコア76を出すことができたので、

昨日の水曜日、夢よもう一度、と同じタノンGCに出かけたのですが、

はかなく惨敗、スコアは88で終わってしまいました。

とにかく、パッティングが信じられないほど乱れて、3パットの山。

月曜日の好スコアは、

パッティング・スタイルを変えてみたのが功を奏していたのは明確で、

3パットはただ一回だったのです。

そのパッティング・スタイルというのは、ちょっとフィル・ミケルソン風に、

特殊な恰好で構えてみて、上手くストレートにボールが打てていたので、

このスタイル、もう一度成功したら、自分のスタイルに決定しようとさえ思って、

出かけた昨日だったので、

その不成功に本当にがっくりきてしまいました。


何でそんなに悪かったのか、振り返ってみると、

思いつくのは、前夜かなり、睡眠不足だったこと。

ぼくの場合、体調が悪い時、ゴルフのプレーに最も影響がでるのは、

パッティングやショート・ゲームだということは、経験で知っています。

繊細な動きが、もっとも影響をうけて、

心で思っているようには、体がうごかなくなるのだと思います。


さて、どうして寝不足だったのか。

それは、その夜の、アメリカ時間なのですが、

為替のドル円で、かなりのロス・カットをする決断をし、

実行したからです。

入国停止大統領令で、多くの避難をうけて、ドルが下落し、

120円そこそこまで、落ちました。

今年になって、ここまで落ちたことが、すでに数回ありましたが、

そこが底で、すぐに持ち直しています。

先週末に、もういちどここまで落ちたら、ロス・カットしようと、

決断して、準備しており、火曜日の夜(水曜早朝)、それが起きたので、

実行したのです。

ロス・カットを実行後もなかなか熟睡できず、1時間おきに目覚めてしまったのは、

ロス・カットのタイミングが早すぎたのではないか、

もしかするとドル円が111円台まで下落しないか、

という危惧が頭を離れなかったからだと思います。

ロス・カットの損失額は、ドル円が低くなるほどに、少なくなるので、

決断実行後にさらにドル円が下落すると、早すぎた行動を後悔することになります。


なんでロス・カットする必要があったか、

というと、ドル円「売り」で沢山のポジションを持っていたからです。

それをまた何故か、というと、

トランプ候補が大統領に当選するなど、思ってもいなかったのです。

このところ、ぼくのブログで、

トランプ大統領を批判する動きを批判したりしていますが、

始めからぼくがトランプ候補を面白いと思っていたのでは、決してなくて、

こんな人は、「絶対に」大統領にはなれない、なってはいけない、という見方で、

11月8日に、大統領の当選が決まったとき、「絶対に」ドル円は下落する、と見て、

ドル円の「売りポジション」を増やしたのでした。


さらに、ドル売りを早めに解消しなかったのは、12月のFOMCへの予想があったからです。

イエレン議長は、超ハト派で、いつもネガティブは態度で、

マーケットに「不透明感」があれば、

慎重な態度を変えないできた人です。

そして、オバマ大統領、民主党に支持されてきた人物で、

選挙中は、トランプ候補に、2016年中に利上げをしてこなかったことを、

強く非難され、自分が大統領になったらクビにしてやる、

とまで言われていました。

(ちなみに、2015年末、第一回めの利上げを決めたとき、

そのときの見通しでは、2016年には4回の利上げが見込まれていた)

11月にトランプ当選後、マーケットは「トランプ相場」となり、

ドル円は上昇、ダウも20000ドルをめざす、

という状況になっていましたが、

それは一時のヒートアップで、トランプ氏の掲げる公約をみれば、

先行きの「不安定要素が非常に高く」、

いつものイエレンFOMCでは、当然「慎重」な決定を下す、

「慎重」なハト派としての「会見メッセージ」となるであろう、

そうすれば、ドル円も調整の下落となるであろう、

と予想しました。

ここで、ドル売りを保持していました。

ところが、12月のFOMCは、超強気のタカ派に豹変したのです。

労働市場はこの10年間で最強、トランプ政策で経済加速の可能性、

などという。

10年間に最強の労働市場に、過去1か月でなるはずはなく、

11月にはそんな強気の見方、全然表現していないのに、

まるで、トランプ氏に迎合するように、シッポを振ってみせた、

としか思えない態度ではないか、

ドル円は118円まで、上昇し、120円~130円までみるアナリストが

出てきたりしました。

ぼくのドル円の売りは、110円台になれば、トントンになるものでしたが、

どうやらそれは来そうにもなく、

ポジションを保持していると、スワップ・ポイントのマイナスが積み重なって

いくので、早晩、ロス・カットしてでも、状況を清算しようと、

12月に決めたのです。

その実行が、ようやくできてホットしたのですが、

今日の状況では、さらにドル円は下落し、108円まで落ちる、

というアナリストさえ出てきました。


トランプ大統領が明示的に中国と日本に対して「ドルは高すぎる」、

この両国は、長い間、為替介入・資金供給、という手段をつかって

自国通貨を安くしてきた、

と医薬品業界首脳との会議の前にスピーチしたというのです。

これを受けて、また日本のマスコミは、まるでスピッツの合唱のように、

このトランプ発言に反対の意見を叫んでいます。

日経、朝日、読売、産経、各社が社説で、

日本は5年間為替介入をしていない、

金融緩和は円に供給量増加は、デフレ対策でインフレ2%達成の手段で、

G7など国際的に認定された政策である、通貨安誘導のためではない、

大統領が為替に口出し介入するのは、国際経済に悪影響を及ぼすだけだ、

云々(でんでん、ではありません)。


ぼくの今の立場は、ドル円のショート・ポジションは無くなりましたので、

ドル円は高くなって欲しい、という立場になっています。

しかし、このような日本のマスコミの他社をコピーしたような

一本調子の言い分を読むと、またまた空しい気がしてしまうのです。

これらの社説では、つい最近まで、アベノミクスは失敗だ、

日銀黒田の金融政策に行き詰った、どころか大いなる危険領域に達している、

と言っていたのではないか。

トランプ発言には、正直、痛いところを突かれた、

日本は真摯に対策を考えなければならない、

という反省を込めた、積極的な解釈が、一社くらいから出ないものか。

日銀は、過去5年間は、直接の「為替介入」は行っていないだろう。

しかし、90年代のバブル崩壊後、超低金利時代が続いており、

その間、直接の為替介入は何度もあり、

ゼロ金利は恒常化、そして今はなんとマイナス金利である。

トランプ大統領が、「長きにわたって」というのは、正当であろう。

そもそも、米国でも金融緩和を行ったではないか、

そのときは、ドル安だった、

今、米国が経済状態が回復し、ドルが高くなってきたからといって、

文句を言うのは勝手ではないか、という見方をする。

それに関しても、ぼくは、日本の現実を見ていない、

日本の勝手な意見ではないか、と思っている。

そもそも、ゼロ金利にしろ、量的金融緩和大政策(QE)も、

当該国の「危機」状態を救うための、短期的な「緊急対策」である、

と思う。

米国ももちろん、リーマンショック以来、QEを行ったが、

その効果が現れ、金融緩和から脱した状態にある。

EUは、日本に遅れてQEを開始し、

EU経済は改善の効果が見え始め、現在はQEをいつ解除するか、

議論を始めている。

ところが、日本は、まったく未来が見えない状態、ではないだろうか。

最近の黒田発言は、日本の経済は今年は改善する、と言っているらしいが、

それもこれも、トランプ相場、トランプ経済対策を頼っての見方に過ぎない、

日銀金融対策の効果ではない、としか思えないのは、

素人の無知のせいばかりだろうか。

黒田日銀の「異次元の金融緩和」「バズーカ砲」が聴かなかったのだろうか。

いや、強力な効果があったのである。

輸出企業を始めとして、大企業は、史上空前の利益を、1年、2年と享受した。

株は上がり、不動産は上がり、企業や、物持ち・お金持ちは潤っただろう。

それが、基本の経済成長になぜつながらないのか。

政府・日銀が口をすっぱく頼んでも、企業は賃金を充分には上げず、

もうけを内部留保で貯めこんでいるためではないのか。

そもそも、デフレは企業がサラリーを上げないために起きた、

という意見があり、それが正なら、

デフレ脱却できないのも、企業がサラリーを上げないからである、

と簡単に言える。

日銀金融緩和が、効果を出したのに、その腰を折ったのは、

そのインフレ目標達成前に、消費税を上げたからである、

というのは、

ノーベル賞受賞のクリストファー・シムズ米プリンストン大教授である。

シムズ教授は、将来の消費税についても、日銀目標達成前は、

けっしてすべきではない、と言っている。

財政収支改善を達成しなけければ、国際信用を失う、

という財務省の言い分を聞いて、消費税を上げてしまった、

政治の過ちであった、と思う。

さらに言えば、アベノミクスは、金融緩和、財政投資、成長戦略の

3本の柱であったはずだ。

財政投資は、大震災や、東京オリンピックで、あえて政策を打たなくても

発生している。

問題は、成長戦略、規制緩和の領域で、掛け声だけ、

委員会の多さだけで、なんら目覚ましい効果が、

現れてこないのは、政治家の大責任であろう。

地方創生はどうなったか、

(ぼくはこれが一番の重要課題だと思った。

極限すれば、これを中心にすべての対策を収集すれば良い、とさえ思った)、

一億総活躍社会はどうなったか、

少子化による労働力減少問題の対策はどうなったか、

(その成果が、外国人技能訓練者の改善、だけではお粗末すぎて、

開いた口がふさがらない。。。)

儲かっている企業が、設備投資や賃金増加に踏み切れないのも、

将来の成長の見通しが、今の政治・政策からは実感でにないからだ、

と言われたら、グーの音もでないのではなかろうか。


つまり、ぼくが言いたいのは、ゼロ金利・マイナス金利にし、

異次元QEを行っていながら(結果円安誘導される)、

その効果が現れないのは何故なのだ、

ということを真摯に原因追及し、

真摯にその対策に取り組む姿勢がないことが問題なのだ、

ということをトランプ大統領に指摘された、

と考えるべきだと思うのである。

大マスコミは、トランプの言葉尻に食いついて、

空論を述べるより他にすべがないのか、

どうして、非正規労働者が40%というこの状況を、

誰かが日本の労働者の機会を奪っている、それを取り戻せ、

とトランプ流の発想をしてみようとしないのか。

安倍首相に、

今年の春闘でも経団連には昨年同様に賃金の上昇を求める、

などと靴に下から足の裏をかくような、まどろっこしい言い方ではなく、

トランプ大統領のように、大企業のCEOを呼びつけて、

お前のところは円安でこんだけ儲かってんだから、

労働者の賃金はこんだけ上げろ!

と言うように、提言しないのか。


日本のマスコミも、眠ったままである。


長くなりましたが、

ぼくのフラスト解消にはなりました。






^O^


ポチッと、ひと押し、お願いします。

タイ・ブログランキング<
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

利上げの背景とか・・・

>ところが、12月のFOMCは、超強気のタカ派に豹変したのです。

そういうことではありません。

FRBは2015年12月に利上げを開始しました。
本来なら、2015年の3月には利上げを開始しないといけなかったのに、優柔不断で有名なイエーレン議長はずっと躊躇し過ぎたのです。
2016年には、3,4回の利上げが予想されていましたが、実際には2016年12月の1回だけでした。
2016年に利上げが出来なかったのは、利上げの条件である労働市場の条件は充足されていましたが、もう一つの条件であるインフレ率=2%達成が出来なかったからです。
しかし、11月9日のトランプ大統領誕生で米国債が売られ、長期金利が2%半ばまで上昇し、インフレ率2%達成が可能な状況となり、イエーレンは12月に2回目の利上げに踏み切ったのです。
皮肉にも、イエーレンが嫌いなトランプのせいで、利上げの条件が整ったのです。

>地方創生はどうなったか?(ぼくはこれが一番の重要課題だと思った。
>一億総活躍社会はどうなったか?
>少子化による労働力減少問題の対策はどうなったか?

地方創生とか、1億総活躍社会なんてのは、単なるキャッチフレーズです。
中身は全くありません。
金融緩和だけでは寂しいので、規制緩和より容易なキャッチフレーズで国民を懐柔してるだけです。
労働人口が劇的に減少する国に、劇的に経済成長が再現するような妙案なんて無いのです。
労働力減少は深刻な問題ですが、移民を1000万人単位で認めない限り、解決策にはなりません。
女性の活用、高齢者の活用、ロボットの活用といったところで、焼け石の水です。

Re: 利上げの背景とか・・・

若林さん、

> >ところが、12月のFOMCは、超強気のタカ派に豹変したのです。
> そういうことではありません。
わたしはイエレンの会見姿勢を言っています。
またその直後に行われた講演などでも、強気の発言を繰り返していました。
12月の会合議事録がのちに公表されてみると、内容は結構慎重な議論が
行われていたことが分かりました。
トランプ政権に(一時的に?)ひよって、迎合したという印象が強く、
私には感じられました。
1月の、なにもしない、なんのメッセージもない、無風の発表も、
今ドル高けん制真っ最中のトランプ政権の顔色をみた対応だと思っています。
それはまぁ、当然だとは思いますが。

> 地方創生とか、1億総活躍社会なんてのは、単なるキャッチフレーズです。
> 中身は全くありません。
> 金融緩和だけでは寂しいので、規制緩和より容易なキャッチフレーズで国民を懐柔してるだけです。
> 労働人口が劇的に減少する国に、劇的に経済成長が再現するような妙案なんて無いのです。
> 労働力減少は深刻な問題ですが、移民を1000万人単位で認めない限り、解決策にはなりません。
> 女性の活用、高齢者の活用、ロボットの活用といったところで、焼け石の水です。
若林さんの意見、「正論」なのでしょうが、
それで日本はどうなるのでしょうか?
難しいことでしょうが、批判ばかりで、解決の対案、考え方がないのは ?
私は、誰かが、どこかで、日本の進むべき道を考えてくれていることを
期待しています。それは、『劇的に経済成長が再現する』道を期待している
わけではありません。日本が、経済的豊かさをあまり悪化させず、
安全と平和、文化的な生活を享受できる、将来に不安を感じない日本のあり方。
経済大国を望む必要はないかもしれません。
そういうこと、ご存じでしたら、ご教示ください。

pagetop
サマゴーンの風に聞け
タイ・ブログランキング
プロフィール

im9p

Author:im9p
im9p = I am a Cupid. ^O^
このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
お知らせ
お買いものヘルプ
DVDレンタル














僕の読んだ本、など
会津八一 鹿鳴集自註
幸福論 (岩波文庫)幸福論 (岩波文庫) (1998/01/16) アラン 商品詳細を見る
フリーエリア
サマゴーンの風カウンター
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる