2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2017/01/23

トランプが面白い。


「おもしろきこともなき世をおもしろく」

臨終まじかの高杉晋作が辞世の上の句を詠んだ、

息が切れて後が続かない、

世話をしていた女流勤王歌人が、

「すみなすものは心なりけり」 

と下の句をついで辞世を完成させた。

司馬遼太郎は、迫力のある上の句に対し、下の句はつまらない、

と評している。



さて、久しぶりに、政治を興味をもってみている。

もちろん、トランプ大統領のことである。

気違いではないかとさえ言われ、誹謗中傷のなか、

とうとう大統領戦を買ってしまった。

シンプルで直截な政策は、選挙戦中も、大統領就任後も、変わらない。

評論家は、選挙中は、選挙にために極論を吐いていたのであって、

大統領になれば、もっと「大人」になって、「現実的」な政策を打ち出すだろう、

と期待したようだが、

「変わらない」のが、トランプ大統領である。

トランプ大統領は<おかしな>「世の中を変える」ために、

自分は変わらないのである。

トランプ大統領は、大メディアと闘って選挙を勝ち、

大統領になってからも、大メディアと闘う意欲満々である。

今の世の中、大メディアが、偉そうに、正義を背負っているのはわたしだ、

ふうな言論で、なにからなにまで語り、実は世の中を汚染している、

という風に感じることが、ぼくには多い、

(特に新聞各社の社説などを読むと、何様さ、と感じること多いなぁ)

それだから、メディアと闘うトランプ大統領が面白い。

選挙中、あのワシントン・ポストがゴシップ紙になりさがって、

トランプ候補の下ネタを書きまくってクリントンを応援したが、

トランプは負けなかった。

そのワシントン・ポストの社主は、アマゾンのベゾスで、

トランプ批判の急先鋒だった、

ベゾスも自分の思いを通すためなら歴史ある新聞を私物化し、

ゴシップ紙におとしめても、相手を攻撃する、

というのもアメリカの面白いところだが、

選挙中「大統領になったらひどいめにあわせてやる」

と息巻いていたトランプ候補に、

ベゾスは、「アマゾンも10万以上の雇用増加計画」を早々と発表し、

白旗をあげている。

かくのごとき、子供の喧嘩のような、闘いなのである。

非常に、原始的である、

だから面白い、

そこまで事実を堀下って、おかしい、変だ、というところを、

トランプ大統領は、「変える」といって戦っているように思う。

グローバリゼーション、

良識ある人なら、誰もが反対はしない、21世紀の流れであった。

本当か、

とトランプ大統領が、竿さしたのである。

たとえば、NAFTAというアメリカ、カナダ、メキシコ間の貿易協定がある。

この3国の相互利益のために、良し、として結ばれた協定であろう、

そこで、その他の国が、メキシコとアメリカの間が関税無し、

という点を、利用して、メキシコに工場を作り、安いコストで作った製品を、

同じ価格で、アメリカに売って、その利益を最大化する、

という漁夫の利を得ようとする。

NAFTA3国間には、その協定で痛みをあれば利点もある、

それでも総合的に良し、としようという協定に、

直接関与しない国が、最大の利益を得る、

そんなことが正しいのか。

アメリカの労働者は、仕事を失う、

そして、たとえば、その第三国として、日本をみれば、

非正規労働者が、労働者全体の40%という状態なのである。

企業が儲かって、人貧しくなる、 という構図である。

トランプ大統領は、そこへメスを入れようとしている。

経済に素人のぼくには、当然、の政策に思える。


これから一番面白いのは、中国との戦いであろう。

この世界第二の経済大国、そして「共産主義国」の

台頭、膨張、軍事力拡張に、

なんだか、国際状況のいいとこどりをしているのではないか、

おかしい、なんとかしなければならない、

と思うひとは多いのではないか。


こういう話題がある。

「日中間で、にわかに〝貿易摩擦〟の火種がくすぶっている。
財務省は中国の輸出競争力が高まったとして、発展途上国
支援のために輸入関税を低くする「特恵関税」の対象国から
中国を除外すると表明。これに対し中国側は自ら「経済規模
では世界2位だが、世界最大の発展途上国」とする持論を
展開して猛反発している。中国は輸出が減少傾向で、
しかもトランプ米大統領が中国から米国への輸出拡大を牽制する中、
日本への輸出減の要因は、是が非でも排除したい思惑が透けてみえる」
(共同)

「経済は世界2位だが、世界最大の発展途上国」って、

特恵関税って、おかしくないか。

そもそも日本の財務省が今ごろこんなことを言い始めるなんて、

遅すぎる、5年前にするべきだった、

と思わないか。

トランプ大統領が生まれ、中国に対する姿勢を読んで、力を得て、

ようやく言いだしたんじゃないか、って疑ってしまう。

(中国に対するODAって、もう終了したんですよね。。。

2015年はまだ残っていたと。。。不思議なことです)


変える、といって、なにがどう変わるか、

トランプ大統領をおもしろく見ていきたいと思っています。

8年前、オバマが出てきたとき、スローガンは「チェンジ」でした。

何が変わったか、

弱気外交で、中東は大混乱のはてに「イスラム国」の誕生、

核兵器絶滅宣言かなにかでノーベル賞までもらっておきながら、

じつはアメリカ自身、なにひとつ減らさなかったというウソ、

米国内では、ミドル・クラスの崩壊、貧富の格差大拡大、

ファーガソン問題に示される、黒人が警官に射殺される事件の連続など、

黒人大統領なのに、黒人の地位がたかまったとは思えない体たらく、

などなど、アバマが8年間でなにをしたか、

良いことで、記憶にのこるものは無い、といってよいのではないか。

8年前、ぼくはオバマの「チェンジ」におおいに夢を搔き立てられたものです。

実に、スピーチが上手かった。

そして、スピーチだけだということが分かった。


トランプ大統領の演説で記憶に残っているフレーズは、

「Empty Talk is over, Hours of actions to come」

という言葉でした。

Empty Talkというのは、オバマ政治を総括した言葉でしょう。


オバマ退場にあたって、同情を訴えるマスコミが多かったが、

悪玉、トランプ大領領の登場のおかげで、世の同情を得た、

ということでしょうか。

大統領就任式のあと、国会議事堂から、ヘリコプターで空軍基地に行き、

そこから空軍機で、カリフォルニアのパームビーチに、

休暇レジャーのために行くと、という。

おっとっと、もう一民間人になったんじゃないの、

レジャーに、空軍機、使っていいかなぁ。

なんだか、おかしい、ような気がするんだけれど。。。

トランプ大統領の、最初の仕事が、

オバマのレガシーとなるはずだった、オバマケアの廃止の着手だった。

オバマの最大の成果が、その交代の日に廃止に舵取りされる、

見せしめのようなむごい行為だけれど、

オバマケアの廃止は、共和党の政策なのだし、

仕方がないか。







^O^


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同感です。。

いつも楽しく拝読させて貰っています。
Trump氏の評価、期待について全く同感であります。多くの人は従前の意識の基に行動、言動等を行っています、今回は全く真逆の現象が現れつつありますので、ある意味では思考停止に陥っている人々でしょうね。それなので、この人々の中で今の彼らが真逆の言動をする人達が現れて来たときのその人の顔をみてみたいものです。

Re: 同感です。。

陽さん、
こんにちは。
すこし過激に書きすぎたかなぁ、と思ってましたが、賛同してくださる方がいて、安心しました。
現在の世の中を、おもしろく、搔きまわし続けてほしい、と思っております。

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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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