2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2016/06/26

英国 EU 離脱 投票率

こういうことも起きるんだ、長生きはするもんだ、

という思いで英国のEU離脱決定の国民投票をみた。

残留か離脱か、拮抗した闘いが続いていて、

メディアはその動向を逐一伝えていた。

10日ほど前は、離脱派有利、という予想、

それがコックス残留派議員が離脱を支持する男に殺害され、

両派が宣伝活動を二日間休戦するにおよんで、

国民心情は残留派により戻ったかに見えて、

その後のマスコミ報道は、残留派有利、という予想を続けて発表、

欧州マーケットは、例えば株式市場は、6月17日から23日まで5連騰した。

23日は、投票が始まって、マスコミが出口調査などを考慮しての予想が

残留52%と報道した。

株市場が閉じるのは現地時間3時過ぎだろうから、

その時点までこの予想が生きていて、欧州株式は続騰、

そして米国株市場も大巾上げで、ダウは1万8000ドルを超えた。

TV放送で、離脱派のリーダーが自ら投票した後のコメントで、

「どうやら残留派が勝ちそうだ」

と漏らしていたほどである。

英国マスコミの出口調査を踏まえた予想報道は、

質が悪くて、信頼いけないものだった。

日本時間23時に報道された、英ブックメーカーズオッズでは

残留が90%にまで増加していた。

投票は、英国時間午後10時終了(日本時間朝6時)、

即開票開始して、

最初の、5地域の開票結果が伝えられたのは、日本時間朝10時すぎ、

離脱派が強いといわれたサンダーランドが含まれていたためもあって、

離脱派が大きくリード、

という報が伝わると、

日経平均急落、ドル円急落(円急騰)となった。

開票が進むごとに、日経平均は下がりつづけ、

1286円安、という16年ぶりに下げ幅で終了。

これほどの大きな下げは、

EU 離脱というその事実の大きさよりも、

予想との違いによる反動の大きさだったといえる。

予想が、最後まで、拮抗している、と伝えていたなら、

買いを抑えられていたはずだから。


投票前から一部で、投票率が重要だ、といわれていた、

投票率が高ければ、残留派に有利である、と。

当日の天気予報は、英国全体で、雨だった。

しかし、23日は、前述のとおり、残留派有利の報道が広がっており、

残留派の人々の投票にでかけよう、という足が鈍ったかもしれない。

投票率の結果は、72.1%だった。

これが、高いか、低いか。

日本の選挙の投票率からすると、ずいぶん高いような気もするが、

昨年行われたスコットランドの「英国からの独立かどうか」の住民投票は

85%の投票率で、

ここでも高い投票率は、残留派に有利とされていた。


いずれにしろ、サイは投げられた。

合理的に考えれば、悪しき選択を英国民はした、

と世界中から見られているだろう、

しかし、この世界の目、というのが曲者なのだ。

これは、反グローバリゼーションの動きだ、とみるべきだからだ。


残留派が取った訴求点は、EUを離脱すれば英国の経済が破壊する、

というもので、

諸外国からも、その懸念が声高に指摘され、

IMFやOECDなども、ご丁寧にGDP5%は減少するぞ、

などどと、脅した。

これを、公正なアドバイスであり、よき提案である、

と素直に思い、脅し、ではない、

と感じるひとは、自分自身を見直してみたほうが、良いかもしれない。


今回の英国民の戦いは、ロンドンとスコットランドの残留派と、

地方の離脱派の戦いだった、といわれる。

(スコットランドが何故残留好みなのか、ぼくにはわかっていないのだが)

経済が減速するぞ、と脅されても、

その経済成長の恩恵を受けていない、多数の人々にとっては、

一片の効果もない、メッセージであろう。

現在恩恵をたっぷり受けている現況「エスタブリッシュメント」たちにとっては、

EU離脱は、計り知れない損失の怖れとなり、

分からず屋には脅して従わせよう、とすることになる。


「小人は水に溺れ、君子は口に溺れ、大人は民に溺れる」 (礼記)

「大人は民に溺れる」とは、礼記によると、

「民」というのは道理など解さぬ無知な連中なのだとバカにしてかかると、

おおきなヤケドをする、とうものである。

グローバリゼーションがもたらした顕著な一点は、

格差である、

とくに労働者の賃金が上がらない、

と元FRB議長のグリーンスパンが言っていたように思う。

反グローバリゼーションは、反合理主義のようにも受け取れるが、

米国の大統領選でトランプが旋風を巻き起こしている主張でもある。


トランプ大統領になったら、どうなることか、心配がつきないが、

合理的に考えることだけで、

体裁を整えることが、

最善ではないことを学ばなければならない、

のかもしれない。







^O^


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世代間の対立

英国の国民投票ですが、EU離脱という結果を見て、離脱に投票した国民は後悔してるようですね。

投票日直前の情報では「残留派が優位」ということで、面白半分に「離脱」に投票した国民がかなりいた、ということでしょう。

まあ、国民投票には法的拘束力は無いので、キャメロンの後継首相はEU離脱の手続きをしない可能性もあるそうですが、どうなんでしょう?

もう一度、国民投票をやり直したら、「残留」が勝ちそうな気がしますが。

今回の国民投票結果は、都市(ロンドン)と地方という対立軸がありますが、下記サイトに書いてあるように、世代間格差が特徴だったようですね。

18歳~24歳の若者の75%が残留に投票しています。
40歳を分岐点にして、高齢者が離脱を支持しています。

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-12215.html

Re: 世代間の対立

邦夫さん、
かなり離脱を悔いる動きが強いらしいですね。
国民投票には、直接の法的拘束力がないので、結果を反故にすることは
技術的には可能なのでしょうが、どうでしょうか、
そこまでやって、英国人の矜持を失う、世界の笑いものになる行動をとるか、
見ものかもしれません。
今は、茶番劇を見ている感じですね。
英国のマスコミは若い世代に迎合した記事を書く傾向がつよく、
それを日本のマスコミがコピーして、同様の世代間闘争を
あおるような記事が多いのではないか、と感じています。
投票した若者の中で、残留派が80%であっても、若者の投票自体が
低いでしょうから。。。力にはなりません。
若者の方が、近視眼的な見方しか(短期的に得られる利得中心)できない、
という傾向があるのではないでしょうか。
若者は将来の所有者なのだから、若者の「今言っていること」に
世論を合わせろ、というのは、偏向しすぎて、危険な気がします。
お互いが、耳を傾け合う社会であれば、いいのですが、
マスコミがその役割を果たさず、若者迎合になり過ぎている気がします。


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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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