2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2016/04/03

私たちが日本を好きな理由~中国・変わり始めた対日観~

2日にTVで、表題のドキュメンタリー番組を観た。

僕自身の意識が変わったので、良い番組だったのだと思う。

このような中国人に対する見方を紹介する本やTV番組が

他に多く存在して、これはもう一つの常識、なのかどうか、

僕は知らない。

しかし、昨今話題の中国人による「瀑買い」の裏、というか、その先を読んだ、

ものの見方なので、きっと新鮮な主張(オピニオン)なのだと思う。

中国、といえば、止むことのない対日歴史批判、

尖閣や南シナ海域での拡大する恣意行動、

鉄道インフラなど国際競合などなど、

日本と衝突する話題がほとんどで、

中国人は、徹底した反日教育から、日本とは、基本、嫌日である、

よって、日本もの中国、および中国人に対して、悪感情を持たざるを得ない、

安倍首相はけっこう懐ふかく、低姿勢で、関係改善を望む姿勢、

むしろ卑屈だと危惧するほどだが、

一方の習近平主席、まったくの鉄面皮で、愛想なく、

これは中国側の政治路線が変わらない限り、

ここ当分続いていく、両者に立ち位置だろう、と考えていた。


それを乗り越える方策、つまり中国を変える方策は、

日本側からは、一切無し、と思っていた。


ところが、この番組を見て、いやそうでもないぞ、

地道で時間のかかることではあるが、

けっこう効果的な方法を、中国側が、みずから示してくれている、

と感じたのである。


「瀑買い」を、経済行動としか、見ていなかった人が多いだろうが、

もはや中国からの訪問者は、質が変わっている、

日本の文化を、学ぶために、味わうために、やってきているのである。

「瀑買い」にやってきた第一陣が、日本の製品の質の高さ、

日本のサービスの質の高さ、

日本の料理や礼儀正しさなどに直接触れて、

もっと日本を知りたくなったり、

まわりの知人・縁者に日本行きを勧めたり、

ネットでリアルな知識や経験を広めたり、

という個々人の行動の結果が、

中国経済が伸びが鈍化しても、

円が高くなっても、

訪日客が衰えない原因になっているらしい。

日本のモノを買う、段階から、

日本のコトを経験する、という段階へと変わってきている。

この春の一大トピックは、日本の桜・お花見を経験する、

とにかく日本の桜の下で、「写真」を撮る、ということらしい。

この番組では、7日間、50万円の「京都ものつくりを学ぶ」ツアーを

紹介していた。

実際に竹細工などを職人から教わる、体験ツアーである。

高いなぁ、と僕は思い、

まぁ、よほどの好事家を狙った一発ツアーかと思ったが、

なんと今後も予約でいっぱいなのだそうだ。


抗日教育を受け、根っからの反日だったある青年が、

大学卒業後、地方の官僚として仕事を開始、

将来は政治家になる、という計画をたてていたのだが、

現実の中国の政治の在り方に失望して、退職、

デザインを学び直して、

現在は商業デザイナーをしているのだが、

その職業を通して、日本の商品パッケージの質の高さに

魅了されている。

さまざまな日本の商品パッケージを収集しえちるのだが、

その中に、缶ビールの宣伝文句が、「縦書き」に書かれている缶があって、

その縦書きにシビレて、

「これぞ東洋の美」だと言っているのだ。

中国では、いまや、簡素化した中国語だけでなく、

横書きが主流になっているのだろうか、と思った。


その彼が、念願の日本旅行にやってきた、

もちろん東京である。

上野公園の、カフェで、小鳥が自分のテーブルにやってきて、

ケーキをついばみ始めたので、驚いた。

もっとも警戒心の強い小鳥が、安心して、人間のそばにきて、

人間の食べているものをついばむ、

小鳥が安心して人間に近づけるようになるには、

いったいどのくらいの年月が必要なのだろうか、

中国にそんな日はやってくるのか、

と彼は慨嘆するのである。

(彼と同じ経験を、ぼくはパリのオルセー美術館の近くの

カフェでしたことがある。紅茶を飲んでいる僕のケーキを

小鳥がやってきて、つつくのである。パリっていいなぁ、

と僕も思った)


また、ある中国人の少女は、日本の田舎を旅行中に、

訪問先を訊く彼女に、

地図まで描いて説明してくれたバスの運転手の親切さと、

それを一言の文句も言わず待っていた乗客の温かさに、

震えるほど感動した、と言う。

このような、生の経験、生の感情を、

彼らは、ネットを通じて、中国人に広めていくであろう。

ひとつ一つはさざ波でも、やがて中波になり、大波となって、

中国の隅々まで届いていくかもしれない。

それで一挙に親日、好日にはならなくとも、

中国政府がイデオロギー中心に発する反日メッセージに対して、

それはホントかどうか、半歩おいて考えなければならないかも、

と思うようになっていく、一助にはなるのではないか。


ぼくは初めて知ったのだけれども、『知日』という中国の月刊誌がある。

創刊5年になり、地道に読者を増やし、影響力を持ち始めているという。

5年目にもなるから、特集もなかなかに専門的である。

最近、「太宰治」が特集のテーマだった。

『知日』読者の会合なのだろうか、

中国人の若い女性が、

「太宰は、生まれきて、すみません、

と言ったけど、

私はいいたい、

生まれきて、ありがとう」

と、歯切れのよい、明るい、清らかな、

日本語を話していた。


全体的に、これらの中国人は、日本の文化の中に、

「失われた中国」を探してしるのではないか、

そのような感じを受けた。


さて、そうだとして、

日本は、ますます、日本の文化を大切に守り、育て、

さらに、創造し続けていかねば、ならないなぁ。

薄っぺらな、「おもてなし」で終わらないように、

しなければならないのだが、

一人ひとりの日本人の自覚は、

いかに。


隗より始めよ、

という気持ちにはなっている。




^O^


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ブレイン・ウォッシングは終わり

 世界のならず者共産党独裁国家支那がグーグルやヤフーを閲覧禁止にしコリヤコリヤと同様に日本悪玉論で歴史を歪曲して国民を洗脳してきたのですが旅行者が増え皆さんが日本を実際に見て、経験すればその嘘が判り、効果も消え失せてしまうのでもうそろそろ洗脳教育はジ・エンドにする時期に来たのでしょうね。

中国は広い

訪日中国人の年度別人数を調べてみました。
2006年=81万人  2007年=94万人  2008年=100万人  2009年=100万人  2010年=141万人  2011年=104万人  2012年=142万人  2013年=131万人  2014年=241万人  2015年=499万人  2016年(見込み)=500万人

過去10年間の累計では1633万人となります。
しかし、富裕層を中心に3回、4回と訪れるリピーターを除くと、実数は500万人前後かもしれません。

中国の人口は14億人です。訪日中国人が500万人とすると、たった0.3%に過ぎません。

要するに、色眼鏡でなく、自分の眼で日本を見る機会に恵まれた中国人は極ごく、わずかである、ということです。

逆に言うと、99%の中国人は訪日の機会もなく、反日教育で洗脳されたまま、ということです。

今後毎年500万人規模で訪日中国人があっても、中国人の10%が日本へ来れるのは30年以上先のことになります。
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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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