2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2016/03/14

「保育園落ちた日本死ね!!!」から学ぶこと



「保育園落ちた日本死ね!!!」という匿名ブログから始まった動きが

毎日のように報道されている。

そのブログを読んで、便所の落書きのような文章に、まず嫌気がさす。

2チャン文体で、匿名の陰にかくれて、感情を吐き出しの汚い言葉を

酔ったようにならべ、不満をぶちまけることですっきりする、という内容。

ネットでは、こういう文体が受けて、燃え上がる。

書く方も酔い、読む方も酔うのである。

国会質疑でこの件が野党から持ち出された時、匿名のブログだという

から、政府側が、まずは、誰だそれは、信憑性を正したい、と反応する

のは当然であろう。

つい先日、英国において「エリザベス女王はEU離脱に賛成である」と、

匿名情報をもとに報道した大衆紙があり、それに対して王室は、

「女王は政治的に中立だ。匿名情報にはコメントしない」と表明している。


それでも、「保育園落ちたのは私だ」、という動きに発展して行った

のは面白い。

最近のシールズのように、新しい付和雷同のひとつとしか思えない

のだが、マスコミには大うけしている。

この両者とも、マスコミが出来なかったことを自力で始めた、

ということは言える、

「若者の政治参加」と「働く女性の政治行動」である。

両者とも、野党野合にうまく政治利用されているのが

気になるのだが。


ABAというのだそうだ、

ANYTING BUT ABE(安倍に反対ならなんでも歓迎)。


この件につき、朝日と日経が3月13日に社説を掲げている。

朝日 『女性の活躍 現実に目を向けてこそ』

日経 『今こそ待機児童の解消をー子育てを社会で支えよう』


このタイトルだけを読んでも、センスの違いがわかる。

朝日は、最近気になって仕方がないのだが、まるで殿様だ。

「「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名のブログが

待機児童問題の深刻さとともに、為政者の無理解を浮き彫りに

する事態となっている」という文章で始まり、

「「女性活躍」を言うのなら、まず現実を直視することから

始めてほしい」で終わるのだが、

現実を直視することから、と自ら言いながら、

現実を示す事実の表記はひとつもなく、

国連の女子差別撤廃委員会の勧告などまで持ち出して、

ただ観念論を振り回しているだけ。


それに比べて、日経の方は、

保育園児童待機は新しい問題ではなく、

「政府は13年に保育サービスを17年度末までに

40万人分増やし、待機児童を解消する目標を掲げた。

15年11月にはさらに上積みし、50万人とした。

何より大事なのは、これを早急に達成することだ」

と説明する。

「そもそも「女性の活躍推進」「希望出生率1・8」を掲げる政権に

とって、仕事と子育ての両立を支える保育サービスの拡充は、

重要課題であった」

「いずれにせよ、待機児童の問題にこれほど関心が高まったことは、

これまでなかったかもしれない」

と述べて、この問題の解決には、社会の理解と協力が必要なのだ、

と明確に問題点を伝える。

住民の反対で、保育所が建たない、のである。

子供の声が大きく響く、

自動車での送迎が迷惑、、、

建築は完了しても、地域住民の反対で、

開園できないケースが起きている。

都市部では、どこでも起こりそうだ。

そして、待機児童が問題なのは都市部、なのである。

自治体は、必要な保育士が居なければ、認定できない。

保育士になりたい人がいない、平均給与が平均10万円は低いからだ。

「待機児童の解消が長年進まなかった背景には、

「一部の働く女性の問題」と狭く捉えられ、社会的な関心を

呼ばなかったことがある。

それが十分な財源が確保できないことにもつながった。

 意欲ある人が仕事と家庭を両立できる環境を整えること、

そして未来を担う子どもが健やかに成長できる環境を整えることが、

今の日本に求められている。

 そのためには社会全体で子育てを支えるという意識を深めることが

欠かせない。高齢者向けに偏りがちな社会保障の財源を、

待機児童対策をはじめとする少子化対策に振り向ける議論の出発点になる。」

朝日の社説とは、雲泥の差である。

朝日には、知性ある論説員がいなくなったのか。

誠実、とういう態度も見られない。

われわれは、次のような現実を知ることから、考えなければならない。

「なぜ保育所は増えないのか。
千葉県で複数の認可保育所を運営する社会福祉法人の役員は
「新たに作ろうと思っても、騒音や送迎による渋滞が近隣住民に
敬遠されて反対運動が起き、土地を取得するのが大変だ」と語る。
そもそも「保育所ニーズの高い場所は余っている土地が少なく、
あっても高い」(首都圏で保育所を運営する会社幹部)。
認可保育所に必要な園庭などが確保できず、
認可外保育所にならざるを得ないこともある。

 土地が取得できても、次は保育士の確保が難しい。
多くの保護者は保育料が安く環境の良い認可保育所を望むが、
預かれる子供の上限が決まっているため保育料収入は一定。
保護者のクレーム対応や厳しい監査に対応するための書類記入など、
カリキュラムがしっかり決まっている認可保育所ほど仕事量が多く、
燃え尽きて仕事をやめる保育士も多いという。

 さらに、自治体が必要な子供の数に応じて保育所を整備しても、
入りやすいという情報が広まることで他地域からの流入が起きる。
幼稚園で対応できる短時間勤務の母親が「保護者が運動会の準備や
衣装の裁縫などをしなくて良い保育園の方が良い」と保育所を望む
現象も起きているという」 (産経の記事から)

住民のエゴ、保育園利用者のエゴ、

まるまる出っぱなしで、

キレイゴトで済む話ではない。

サイドストーリーとして(1)。

 安倍晋三首相は7日の参院予算委員会で、

「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログをめぐり、

社民党の福島瑞穂氏と激論を交わした。

 福島氏はブログについて、「もうすぐ4月だが、保育園に

子供を預けて4月から仕事を再開したい女性が、

(保育園に入れられず)戻ってこれない現状もある。

これは本当に悲痛な叫びだ。政策の失敗だ」

と首相に迫った。

 首相は「政策の失敗というが、失敗ではなくて、

福島委員が政権におられたときよりも(保育所の受け皿を)

20万人、40万人増やしている」

と色をなし、民主党と社民党などの連立政権時代に比べて

対策を講じていると強調した。

そのうえで首相は「どの政権でもこうした状況をなくしていく

ことは同じだ。その方向に向かってわれわれも一生懸命

頑張っているところだ」と述べた。


サイドストーリー(2)。

「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログに関連し、

共産党の吉良佳子参院議員がツイッターに「わが家

にも認可保育園に入れないとの通知が区から届きました」

と書き込み、国会周辺で抗議行動にも参加した。

与党内からは「収入面から入園が極めて困難なことを

分かりながら申請したのではないか」(自民党幹部)と

いぶかる声が出ている。

 吉良氏は昨年10月に男児を出産し、今年2月に公務に復帰。

都内の認可保育所に男児を預けられず、

5日の抗議行動では共産党の田村智子参院議員と「保育園落ちた

の私だ」と書かれたプラカードを掲げた。

参院議員は年約2134万円の歳費が支出され、

吉良氏の夫も東京都目黒区議。

吉良氏の事務所は産経新聞の取材に「子供のことを考え認可保育園に

申請した」としている。



今回の「保育園落ちた日本死ね!!!」の波紋のなかで、

家族の姿が浮かんでこなかったのが、不思議に思う。

両親との関係がわからない。2組の両親がいるはずなのである。

両親はいるけど、子育て協力してくれない?

子育て頼べば、同居しなければならない、同居は嫌だから?

日本の家族が、崩壊している、

そういう事実が背後にあるのではないのかなぁ、

という怖れがあるのだが。








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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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