2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2015/07/09

ギリシャ支援問題、恫喝と怨念、もう同盟国としての交渉は終わっている。



もういい加減、不毛な言い合いは、止めた方がいいのではないか、

まるで、愛情が憎しみに変わった、夫婦の離婚裁判でも見ているようで、

うんざり、飽き飽きしている人が、多いのではないだろうか。


結婚より、離婚の方が、はるかに難しいものである、

というのは、男女の場合も、国の同盟の場合も、同じ様でもある、

特にお互いが、自分の是をあくまでも主張し、相手の否を責め、

自分が損で終わることは、徹底して避けようとする場合には。


なんだ、一緒になったのは、結局は自分の欲のためだけだった、

ということが、明らかになる。


ギリシャは、ヨーロッパ文明の発祥の地、子宮のようなものだから、

今回の離婚騒動は、ドイツが夫で、ギリシャが妻の役割だろうか。


いずれにしろ、もう、終わっているとしか、映らない。


ギリシャに反緊縮政策の政権が誕生し、

第二次支援が終了するにあたって、次の支援策をめぐって、

交渉が開始される。

ギリシャは当然、債務減免と改革案を提示するが、

ユーロ側は、債務減免を断固拒否し、より厳しい緊縮政策改革を要求。

もう、この段階で、経済合理的な話し合いには、ならない雰囲気。


一国の浮沈を、ひとつの会社の生き死にと比較してもいけないだろうが、

常識的・合理的精神から言えば、

会社の破綻が明確になったとき、経営者は破産申告をし、

会社更生法にのっとって、

破産の被害を、債権者や従業員にとって最小に食い止めるために、

裁判所は「管財人」を指名して、

その管財人は、債権者には債務減免、会社に対しては改革案を実行して、

会社の再生を図る、という構図になるのが、常識と言えます。

このとき、債務減免と改革案は、一体のものであって、

「減免」されたという条件つきの、「改革」計画となるわけです。

「債務」を同様に抱えたまま、「新たな改革」で、会社が再建できるなら、

その会社が破産するわけはなかった、

と合理的に考えるわけです。

この1,2週間で話題になった、ウクライナとプエルトリコのデフォルト問題では、

ともに、「債務減免」が必要、と議論されています。


その後、ギリシャ側から何度も新改革案が提示されるが、

ドイツ側との隔たりは埋まらず、

業を煮やしたドイツ側が、逆提案を出して、

この緊縮政策をまるごと呑め、と言う。

もちろん、ギリシャ(緊縮政策反対で国民に選ばれた政府)が、呑めるわけがないので、

チプラス首相が、国民投票にかけて、国民に直接問う、とする。

これがドイツ側を激怒させる。

近来、国の将来をかける非常に大事な政策決定では、

国民投票で真を問う、というのは民主主義の体制ではふつうの手段です。

ましてや、ギリシャは、直接民主主義の故郷ですから、

チプラス首相の行為に、ドイツ側が激怒した、ということは、

いかにドイツ側が硬直化しているか、

あるいは、いかの感情的・情動的になっているか、

を現すものと見えます。。。

投票日が近づくと、何を思ったか(まったく解せないのですが)、

チプラス首相が、ドイツ側最終提案を、ほぼ全面降伏、という形で、

受け容れる、と発表。

新聞にも、SURRENDER サレンダー、という言葉が使われましたが、

怒り心頭に達しているドイツ側は、

徹底的にギリシャに思い知らせるつもりでしょう、

一切の交渉を拒絶し、

国民投票後、すみやかに対話する、というだけの態度を示します。


と、経緯を詳細に書いていこうと思いましたが、時間がないので、止めます。

簡単に、現況について言うと、

・遅ればせのIMFギリシャ報告書が公式発表され、

その中で、ギリシャに「債務減免」が必要だと明言されている。

(この報告書、出るのが遅すぎるし、裏で欧州が発表を押さえていた、

という風評もあり。いったいあの女IMF専務理事は何をやっていたのか)

・ギリシャ国民投票は、緊縮改革案に61%の大差で反対の決定。

反対の率、61%が、またドイツ側を激怒させる。

・投票前は、即協議を行う、と宣言していたにも関わらず、

まさかの「反対」だったこと、IMF報告書のことなどもあるためでしょう、

ドイツ側は、速やかに協議が出来る状況ではない、と逃げます。

・そして、協議に入るためには、まずギリシャが「新たな改革案」を

提出せよ、ということになっています。


大体のメディアの論調は、ドイツ側よりで、

ギリシャが「譲歩」しなければ、交渉は合意に達しないだろう、

というものです。

「譲歩」というのは、

お互いが譲歩する、

とか、

強者が譲歩して、結論をまとめる、

というのが普通で、

弱者が、一方的に、譲歩する、というのは論理的におかしい。


そもそも、財政支援するよ、といって緊縮政策だけを押し付けるのでは、

支援した金は、債権者への支払に回されるだけのことで、

自分たちの債権を回収するだけの金は出すけど、あとは無し、

というのでは、

ギリシャにとっての、未来は、無しも同然、

そんな支援金なら、要らない、という気は単純すぎる理解だろうが、

分かる。


ギリシャ問題でメルケル氏は態度改めるべき=著名エコノミストら

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「エコノミストらは書簡のなかで「独財務省や欧州連合(EU)は

ギリシャに薬を与えたが、患者の病は治るどころか、

逆に患者は血を吐いて苦しむ結果となった。

そして今度は、頭に銃を突きつけ自ら引き金を引けと

要求している」と指摘した。

その上で「銃に込められた弾はギリシャの未来ばかりか

欧州の未来をも吹き飛ばすものだ。そうなればユーロ圏は

巻き添えを食らい、輝かしい希望と民主主義、繁栄は滅びてしまう」と警告

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誰のための「ギリシャ救済」だったのか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ユーロ圏に対する1つの見方は、これを相互連帯の地域

として見ることだ。

ギリシャ自身が訴えかけようとしているのは、これだ。

それに対する債権者たちの返事は、連帯は相互義務の

上に築かれている、というものだ。

債権者側は、ギリシャ人は危機の前にも後にも自分たち

の義務をごまかしたのだから連帯に値しないと主張している。

この見方はあまりに単純だ。

現在の混乱については、無責任な(主にフランスとドイツの)

民間金融機関と、そうした金融機関を救済するためのお金を

ギリシャに貸し付けた各国政府にも、

ほとんど同じくらい大きな責任がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第2次支援が必要になった3年前は、大債権者に独仏両国の

銀行があり、いわば、債権国の銀行を救うために、支援金を

出したも同様だった、ということを指しています。


このように、ユーロ圏の内在する問題を示してくれる記事なども、

すこしはありますが、

いまだドイツ側が「債務減免」を持ち出す様子は、

ありません。


ドイツはちょっとやり過ぎではないかなぁ。。。



ここまで来たら、もう、ギリシャがユーロを離脱する、

という事実が、早急に発生し、

その後、世の中が、どうなるか、どう動くか、

そちらの方を、見てみたい、

という気持ちになっています。


「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書)

という本もあるようです。

フランスの経済学者、エマニュエル・トッドの著書です。

EU、ユーロ圏の中で、一人勝ちのドイツが、

債務危機をとおしてヨーロッパ大陸全体を牛耳ろうとしている、

と分析しているようです。


それはさておき、このギリシャ危機では、

株と為替に大変動をもたらして、

こちらの方は、利益をあげられる機会かもしれません。

もっとも、そのために、

ニュースを毎日、追っているようなものですが。


水曜日は、タノン・ゴルフが、スポーツ・デイ。

妻のゴイと行ってきました。







20150708golfkoy1
日差しがさほど、強くはなく、

20150708golfkoy2
いつものように、

20150708golfkoy3
良い運動になりました。


20150708golfjun1
なんと、ゴルフ・シューズを忘れてしまい、
サンダルでプレー!
日本じゃ、見とがめられるでしょうか。







^O^


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アリさんもそろそろ…

 ソ、ッソ、ソクラテスのギリシャと今のギリシャは大分違うのではと思われますが・・・?
 私の独断と偏見ですが日本も国の財政は大赤字でいまだに赤字の垂れ流しをタックスイーターのパラサイト集団らが人気取りの為にどんどん続けているようですがそれでも今の為替でドルを150兆円ほどは溜め込んでいるようです。
 一生懸命頑張るのが本当に大好きなキリギリスの国がまったくない金を借りて使いまくって楽しんできたアリさんの国を当事者でもないのに色々と心配してあげているようにしか見えない。
 私にはそれよりも資本主義の甘い汁を吸ってきた世界のならず者共産党独裁国家支那がそろそろ限界に来たようでその株式市場が変になってきているのが興味津々です。
 日本で普通の生活をしていれば為替も関係ないですがこちらではその影響をもろに受けるので!
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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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