2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2015/06/23

マンゴーの運命、僕の運命


人生とは、なんだろう。

たかだか、100年のうちに、

なにやらわからずに生まれ、わからずのまま死んでいく。

後世に名を残す大業をなす、ひとにぎりの人間をのぞけば、

塵芥の存在となにが変わるものだろう。

その、後世に名を残すとはいえ、たかだか数百年に過ぎない。


かくのごとくつまらない人生であっても、

情けないことに、ひとは、死ぬことが怖いであろう。

宮沢賢治の詩のごとく、

南ニ死ニサウナ人アレバ

行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

である。

願わくは、死ぬまでに、頭脳もうろうとなって、

怖がるの怖がらないのを超越していた方が、楽である。


そんなときまで、だれがそばにいてくれるか、

それが問題である。


今日、妻のゴイが大ポカをした。

前庭のマンゴーの大木を、裸同然にしてしまった。

そもそも、サマゴーンのこの家を買ったのは、

僕が、この前庭のマンゴーの大木に魅せられたからだ。

初めて、家主と会見したとき、

庭に、大きなマンゴーの実が、黄金をしきつめたように、落ちこぼれていた。

それで、買う、決心をした。


その後、引き移って、何をしたかというと、

そのマンゴーの木に、なにか他の木が寄木をしていて、

弱らせている、とのこと。

それで、植木職人を呼んで、手当をしてもらった。


それが、なんということであろう、

タイの植木職人に愛想が尽きたわけであるが、

当初のこちらの意図などなんの考慮もなしに、

とにかく、大木の枝をすべて払い切ってしまう、

という行動にでて、

美しいマンゴーの大木が、裸の木となってしまったのである。


それから、なかなか枝葉が伸びない老木は、

叔父のXには、「もう死んでいるよ」とさえ、言われる始末だった。


それから3年、雌伏の時を経て、

なんとか、こうにか、生きながらえて、

少しずつ、実をむすぶようになったのが、昨年。


今年は、1月に日本帰国していたこともあって、

大事な乾季充分な水をあげられず、

マンゴーの実のなり方は、昨年を下回る結果だった。


しかし、その後の、枝葉の成長は、すばらしいものがあり、

来年こそは、という期待に、

僕は、胸ふくらませていたのだが・・・。


今日、ゴイが、その成長した、みずみずしい枝木を、

電線にからむから、どうのこうの、という理由で、

裸木同然のように、払い切って、しまったのだ。


これまでの夫婦間の、たぶん、最大の危機です。






^O^


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 たかがマンゴされどマンゴ???

 お怒りの気持ちは判りますが「そんなぁー、たかがマンゴされどマンゴ・・・。」もう終わったことならそんなにゴイさんを怒らずに!マンゴの木が欲しいのならどんな木だって植える土地はあるんでしょうからお金で解決できるのでは?
 マンゴに対する考えが違っただけの事でそんなにマンゴを、ではなかったゴイさんを責めてはいけないのでは?マンゴの木より、ゴイさんの方が大事だと私は思います。
 私だって昔?庭木をケチョンケチョンに切られて驚愕しましたが神さんは「虫が着くし、気になっていたのがスッキリした!」なんてのたまっていたのでもう切った木、枝葉は元に戻らないし・・・。
 あれからもう何十年経ったのだろう?今はバンコクくんだりまでついて来て毎日を楽しんでいるようです。私は性格の違い、考えの違いもあるし神さんのいいところをできるだけ見るようにしています。
 私だって変人、奇人の部類の入るようですから!!!

今回ばかりは、ご無礼ではございますが、、、、

たかだかマンゴの木くらいで、貴兄らしくもない。

貴ブログを拝読してきていると、ゴイさまが一生懸命に貴兄に合わせようとして来ておられる様子がよくわかります。

このくらいのことなら笑ってみていられるくらいの器量がないと。


Re:  たかがマンゴされどマンゴ???

トマックスさん、
「たかがマンゴーされどわがマンゴー」なんですよね。
ちょっとこのマンゴーの木に対する私の思いの、
常軌を逸した度合いは、他に説明困難で・・・。
このマンゴーの価値とこの住宅の価値は、私にとっては、
ほぼ等価で、枝葉を無残に刈られたさまは、家が半焼したと
同等の衝撃で・・・あはは、私も奇人ですね。
他人には分からないでしょうから、記事にはしない方が良かったかも
しれません。
「たかがマンゴのことで・・・」という方がほとんどでしょうから。
しかし、これは私の日記のようなものなので、記録を外すわけにはいかない、
大事件。


>  あれからもう何十年経ったのだろう?今はバンコクくんだりまでついて来て毎日を楽しんでいるようです。私は性格の違い、考えの違いもあるし神さんのいいところをできるだけ見るようにしています。
そのように、心掛けています。

コメント、身に沁みました、ありがとうございました。

無礼である。

Sさん、

無礼千万、あなたに何が分かる、かたはらいたし。

No title

本当にタイ人は思いっきり木を切りますね、それはタイの気候がそうさせるのかなと思ったりします、自分も今では大事な木は触らせません、(笑)それから奥さんがあなたに結構気を使ってくれてるのは本当だと思いますよ。自分も(ほとんどの人も)喧嘩ばかりしていましたが、今はあまりしなくなりました。それはお互いそうされたら嫌な事を学んできて、お互いに気を使ってきたからかなと思っています、 すみません余計な事を言って、でもすぐに元に戻りますよ、タイ人って案外、根に持つ人が少ない様に思います

Re: No title

Mitaさん、
コメントありがとうございました。
私の場合は、大事な木でも、また切らせてしまうでしょう。^O^
妻が私に気を使うと同様に、私も妻に気を使っています。
今まで、喧嘩が少なすぎたような怖れもあります。怖いですね。^O^
タイ人って、根に持つ人が少ない、というご意見には全く同感です。
妻は、もう全然気にしていません。私の方は、切り取られた木の姿が
ポッカリと空洞のまま、こころに残っているのですが・・・。
要は、私が妻を愛している間は、無事なのかな、という思いです。

Re: 愛

Yoshikiさん、
コメントありがとうございました。
温かなお気持ちをくみ取りました。

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Author:im9p
im9p = I am a Cupid. ^O^
このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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