2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2014/10/21

戦いすんで・・・為替FX のことです。


4月から8月まで、FX のドル円の値動きは、

101円台から102円台のレンジでいわば膠着状態にありました。

8月に入ると、

いよいよ節目を抜けようとするマーケット・エネルギーが高まってきた、

上に抜けるか、下に落ちるか、

どちらにしろ、大きな変化が現れる、と読む人がいました。


そして、環境からいうと、下に落ちるのではないか、

という見方が妥当に思えたのです。


それからが、苦難の道でした。

少し上がると、これは下がるはずだ、ということで、

ショート・ポジションを、逆張りで、取り続けたのです。


大局として、ドル高の流れのなかで、ドル売りを続ける、

という愚かな選択をしてしまったのです。


8月19日から始まった、ドル高の傾向は、

上げ一本調子で、101円台から10月1日の110円08銭まで、

上げ続けたのでした。

証拠金が足りなくなって、追加を繰り返したり、大変な思いをして

しまいました。


この長かった戦いが、110円を付けた10月初めから、

ようやくドル安に転換して、

10月15日に、105円20銭まで下げて、

一応のボトムをつけたような感じになり、

すべてのポジションを決済しました。


8月半ばから、10月半ばまで、約2か月の戦いだった、

ということになります。

たくさん、たくさん判断ミスを繰り返しながら、

ようやく着地して、

2か月、長い~い戦いだったような気がします。


これも、中長期的には、ドル高・円安、という大きなトレンドがあるから、

と感謝しています。


今回の経験で、この世界がまだまだ流言飛語(デマ)の類が闊歩している

あやしげなものであることを痛感しました。


一本調子で上げたドル円が、110円を超えると、

さすがにあちらこちらから、行き過ぎたドル高・円安は問題だ。

という声が聞こえ始めました。

ひとつは、アメリカ側から、ドル高は、アメリカのインフレ目標達成を遅らせる、

とか、

国際展開している大企業の収益に影響するとか、

またG20の会議では、

通貨安競争は避けなければならない、という表明がなされたりしました。


一方の日本では、急激な円安は思わしくない、という意見が、

経団連会長などから、出始めました。

しかし、黒田日銀総裁が、110円は円安ではないし、

円安は日本経済も成長には問題とはならない、

という発言を繰り返し、多くの日本の要人の意見に水をかけたり、

一致した意見がでていませんでした。


10月1日に110.08円を付けて、

10月3日(金)は、米国雇用統計が予想を超える好結果、

失業率が5.9%がでると、

にわかに、このままドル円は115円台に向かうのか、

という気配もしてきました。

その雰囲気を残して、翌月曜日が始まりまると、

安倍首相の言葉が、たった一行、ニュースに流れたのです。

「安倍首相語る、円安は地域や中小企業に害になる」

というものです。

どこが発信なのか、わかりませんが、あっという間に広がりました。

あちこちで、このメッセージを引用しだしたのです。

そして、ドル円は、109円台から、108円50銭に、

急落したのです。


この発言は、先週の国会答弁のなかで、

「円安は、プラスもあればマイナスもある。

国際展開をしている大企業や輸出企業には得になるが、

地域や中小企業には害になることもある」

という、もっともな発言が、もとになっているのです。

誰かが、故意に、その、一部だけを切り取って、

安倍首相の、全体メッセージであるかのように、メデアイに流し、

それをそのまま垂れ流してマーケットを動かす経済マスコミ、

という姿を驚いて、みていました。


次に、デマまがいの情報がまことしやかに流され、

マーケットを操作した事実を、米国時間に経験しました。

それは、10月15日、水曜日のことです。

ドル円が、105円20銭まで、大下落した日のことです。


ヨーロッパ経済は、前日、ドイツが経済成長を、下方修正し、

デフレに陥る危険を肌で感じるほどの悪化していました。

この日、「4つのE 危機」 とTVで言っていました。

むしろ、「5つのE 危機」といえたのかもしれません。

1.エボラ熱の危機

2.ユーロ経済危機

3.エナジー危機 (原油価格が大幅下落)

4.米国企業EARNING

5.END OF QE (10月でQE終了)


こういう状況のなか、ヨーロッパ株が下落で始まり、

米国市場もマイナスで開始しました。

この日の米国の経済指標、

小売売上高が、マイナス0.3%(予想 マイナス0.1%)、

9月卸売りコアPPIが、マイ%)、

そして10月NY 連銀製造業景況感が6.17pt(予想は20.25pt)、

と軒並み悪化の様子を呈すると、

ヨーロッパ市場の下落幅が、大幅に拡大すると同時に、

ダウが暴落し始めたのです。

ダウ、マイナス、450ドル・・・年初からのプラスをすべて吐き出す、

大暴落です。

米国市場の半ばで、それが起こり、やがて収束するかのように、

マイナス200ドル程度に戻りました。


しかし、そのところのダウは、終盤の1時間で、大幅に下げる、

という傾向を何日間か繰り返しており、

この日も、いったん落ち着いたダウが、マイナス300、

マイナス400、と急速に下落始めたのです。


そのとき、ブルームバーグが、イエレンFRB議長のビデオを

流しました。

「前の週」に行ったスピーチのビデオで、

「アメリカの経済は順調に回復している」

という内容です。

また、フィッシャーFRB副議長の「先週の」言葉も、

「米国の経済は順調に回復している、

しかし、ヨーロッパの経済や中国などの不透明感もあるので、

もし、経済数値が悪化した場合には、QEなど手段をとる」

という内容で、

とくに、最後の「もし数値悪化の場合はQE手段もありえる」

というところだけ抜き出して、放送していたようです。

安倍首相のメッセージの「ねつ造」と言ってもいい、

あの手段と、同じ手口なのでした。

このいかがわしさは、次の記事でも扱われています。

今日の為替市場ポイント:日経平均株価の下落は織り込み済み

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先週末に開かれたとされる非公式会合の内容が15日に伝えられた理由は不明だが

市場参加者の間からは、米政府やFRBは金融市場がパニックに陥ることを警戒して

いるのではないか、との声が聞かれている。

イエレンFRB議長は各国中央銀行に対して、米国はQEを終了し、当初の予定通り

2015年より利上げを開始することを改めて表明したのだろう。

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10月は、危険な月のようです。

1929年10月24日は、「暗黒の木曜日」でした。

1987年10月19日は、「ブラック・マンデー」でした。


歴史に残るような「大暴落」をさけようとしたのかも、

しれませんね。


疲れました。




^O^


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頭の体操・・・

 私に言わせれば理屈ではない摩訶不思議な魑魅魍魎が支配する為替の世界で頭の体操???をする。生活には困ってないのですから凄い度胸です。
 いずれにしろ損切ではなく好機を忍耐強く待って+で一応の切り、良かったですね。

不思議な世界・・・Re: 頭の体操・・・

トマックスさん、
お久しぶりです。
為替FXに浸かっていたので、ブログの記録もままなりませんでした。^O^

>  私に言わせれば理屈ではない摩訶不思議な魑魅魍魎が支配する為替の世界で頭の体操???をする。生活には困ってないのですから凄い度胸です。

今回は、本当に疲れました。
しかし、いい経験だったと思います。
なぜ、FXなんかやるのか、思いなどを、後で本文に書いてみたいと思います。

>  いずれにしろ損切ではなく好機を忍耐強く待って+で一応の切り、良かったですね。

ありがとうございます。


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