2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2014/05/21

戒厳令下、まだ新しい動きはないか。

今日も、一日暑い日でした。

峠を越したか、と期待した気温なんですが、

37.4度Cまで上がりました。

戒厳令とともに、暑さも続きそうな気配です。


また、タイのニュースについて書きます。

あまり政治については触れたいと思わないのですが、

昨日のブログのアクセスが増加しているのをみると、

すこしは、ニュースの続編を書かねばならないかな、と。


タイの様子を知りたいと思うと、僕ができることは、

妻のゴイにタイ語のTVを見て、概略教えてもらうことと、

タイの英字新聞のBangkok PostとNationを、インターネットで

読むくらいです。


TVの方は、もう管制と検閲が始まっていますから、

戒厳令について説明する内容の番組が目白押しで、

深い現状の分析や、今後の動向などに触れたトピックは

是と言ってないようです。


基本的には、戒厳令のすべての行動項目を実施する

予定は無くて、外出集会禁止の発令はしない、ということ。

また、今回の軍の役割は、「調停役」であって、

政権を奪取する意図は無い、と語っています。


戒厳令総指揮官のプラユット陸軍司令官が、

黄色と赤の双方と、今日の午後にも会談を持つ、

という予定を発表しています。


インターネット新聞の方を、見てみると、

Bangkok PostもNationも、久しぶりに読むのですが、

社説やオピニオンを書いている記者の名前が、

2、3年まえの顔ぶれとまったく変わっていないので、

すこしがっかりしたり。。。。

というのは、以前、結構真面目に読んでいた頃、

このライターはジャーナリストとして、

(僕なりの尺度で)

公正で信頼がおけそうだ、と感じられた人が一人も

居なかったからです。


今日のところ、バンコク・ポストは、ただ戒厳令の実施に対する

これからの不透明感をのべている程度のようです。

ネーションの主要オピニオンには笑ってしまいました。

Democracy versus Corruption: Who's winning?

デモクラシーが勝つか、汚職が勝つか?

今回の政争を上のように戯画化して、目くらましをかける、

幼稚なレトリックだと思います。

他に、

No, not everything is broken; but the gridlock can't last forever

という記事があり、「全てが壊れている」というエコノミストの記事の

タイトルを引いて、面白そうなので読んでみました。

内容は、エコノミストの記事に対する返答らしきものではなく、

(目を引くためにだけ、あのタイトルを借用したようです。

ずるいぞっ。)

今、最先端の争点は、

新しい首相をどう選ぶか、誰にするか、ということ。

・ 黄色組は、暫定政権も選挙も認めず、新しい首相を民間で選び、

政治改革のプロセスを実施した上で、選挙にはいる、と主張。

とにかく、タクシン系を完全排除することが最大目的で、

政治改革とは言っていても詳細な内容な表明していない。

・ 赤組は、暫定政権は選挙で選ばれた党から選ばれた

正当な代行首相なのだから、辞任する気はさらさら無い。

正式な選挙を8月に実施して、解決をめざすべきだ。

・ここに、上院議員グループが間に入ってきて、

上院が「ニュートラルな首相」を選ぶ、

という意向を表明している。

しかし、上院は既得権派が大勢を占めるわけだから、

「ニュートラル」性には大いに疑問が惹起され、

識者の間から違憲性の声があがったりで、

これまで成功していない。


今、タイ時間で午後5時ですが、

上院グループが、「ニュートラル」な暫定首相として、

プラユット陸軍司令官を指名した(い)そうです。

なんと、プラユット司令官自身、「政権」はとらない、

だから「クーデター」ではない、

と言っているのに、政治家の方から、「完全クーデター」を

行ってください、

と申し入れようとしているようです。

ホントですか?

Everything is Broken......


また、プラユット司令官が計画している、

黄色組と赤組の代表との対話の場に、

赤組代表ジャトポーン氏が到着したようです。

現代行首相は欠席だそうです。


せっかくの機会なので、

「タイ 中進国の模索」 末廣 昭著

を読んでみようかと思っています。


20140521thailand


この本は、

1988年を起点として(タイで経済ブームが始まった年)、

4つに区分して整理しています。

1.1988年以降の政党政治の時代。
  (軍事政権の終焉)
 
  政策目標は経済社会開発。

  政党政治家の政治。

2.1995年から2000年までの政治改革の時代。

  政策目標は政治の民主化。

  1997民主憲法の制定。

  市民を主役とする政治。

3.2001年から2006年までのタクシン時代。

  政策目標は国の改造。

  強い首相の政治。

4.2006年のクーデターとそれ以後の時代。

  政策目標は王制の擁護と強化。

  2007現行憲法の発布

  国王を元首とする政治

という括りです。


今日の現実は、首相の首のすげ替えを、血眼になって

争っているのですが、

タイが直面する、本当の課題は、

この国を、どうのような国にしたいのか、

ということを明確なビジョンに描き、

その実現のための政策をもって、

政治的競争を行う、というもののはずなのです。


国際化に即したタイの現代化を行うのか、

王制のもとに「足るを知る」公正な社会を是とするのか、

その二つを折衷した体制を目指すのか。


その大きな視点を見失って、

大騒動しているように、思えてなりません。



妻の国、

僕の終の棲家となる国ですから、

不遜な言い方ですが、

長い目で見つめていきたいと、

思います。






^O^


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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。

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