2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2014/04/11

慈雨。


午後になって、雨になりました。


32度Cを越え、

今日も熱射の一日になるかと覚悟してると、

遠くから、低いとどろきが聴こえ、ゆっくり近づいてきます。

かみなりです。


20分ほどして、雨が屋根を打ち、

庭の木々を濡らし始めました。

そよぐ風も、心なしか甘く、やさしく肌をなでていきます。


しばらく、前庭のベランダに佇んで、

久しぶりの慈雨を楽しみました。



日本では「STAP細胞」研究の真偽で大騒ぎしているので、

「科学者の良心」とでもいう文章に触れてみたく、

寺田寅彦随筆集1を手に取りました。


最初に「どんぐり」があります。


熊本第五高等学校生だった寅彦は、14歳の夏子と結婚し、

はじめは離ればなれの暮らしだったが、

東京で、初めて一緒に暮らし始めたのが、夏子17歳のとき、

おさな妻は子供を宿しますが、その年の暮れに結核を発病、

翌年、親の命令で田舎に帰り、そこで出産、そして他界、

19歳の一生を終えます。


「どんぐり」は、東京生活の、発病後の一部を描いた小品

ですが、寅彦の夏子に対する、愛の絶唱です。


これを読むのは、久しぶりでしたが、

不覚にも、またはらはらと涙を流しました。



もう、「科学者の良心」なんか、

どうでもよくなってしまいました。


不愉快なことを考えるより、

こころ温まる話に思いを寄せているほうが、

よっほど、健康的です。


「どんぐり」は、文庫本で6ページ。

青空文庫にも、おさめられています。

青空さん、ありがとう。


寺田寅彦 どんぐり - 青空文庫




20140411terada1



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退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。

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