2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2014/04/07

早春の花  木瓜咲くや・・・


日本の家の庭に、木瓜の花がある。


僕が帰国していた2週間、ずっとその花を楽しんだ。


帰国したその日は、梅が咲いていたのだが、

翌日には、春の雨に、花びらを落とし始め、

やがて裸木になってしまったのだが、

木瓜の方は、なかなかしぶとく、ゆっくりと花を増やし

続けたのであった。



20140321boke1
帰国翌日の3月21日。



20140321boke2
同。



20140401tree2
タイに戻る前日の4月2日。
上から約2週間後です。
緑葉を伴いながら満開です。


ある本を読んでいたら、漱石が木瓜の花を好んだ、

とあった。


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木瓜はおもしろい花である。

枝は頑固で、かって曲がったことがない。

そんなら真っ直ぐかというと、決して真っ直ぐでもない。

・・・・・

木瓜は花のうちで愚かにして悟ったものであろう。

世間には拙を守るという人がある。

その人が来世に生まれ変わると、きっと木瓜になる。

余も木瓜になりたい。

         (草枕)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして、


木瓜咲くや 漱石拙を 守るべく


と句に詠んでいる。


漱石に関する本を読んでいると、

こころが和むようなエピソードに数多く出会う。


有名な「懐手の学生」というのがある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

漱石がシェークスピアの講義中の教室で、

いつも懐手をしている学生がいる。

漱石が注意すると、隣の学生から、

「この人は、手がないのです」と教えられ、

赤面した漱石、

「こっちも、ない知恵を絞っているんだから、

君もたまには、ない腕でも出してくれたまえ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


漱石の機知、ユーモアがよく表れています。


漱石は、博士号授与を辞退しました。

つむじ曲がりとか、反権力志向などとみるより、

単に、一介の個人として生きたかったのだと思う。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「余の博士を辞退したのは、徹頭徹尾主義の問題である。

小生は是から先も矢張りただの夏目なにがしで暮らしたい

希望をもって居ります」。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


やはり、漱石には、木瓜が似合うようです。


僕も、木瓜が、

好きになりました。







^O^


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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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