2011年10月16日から、このブログを書き始めました。 サマゴーンは、ラムカムヘン通りの北、ソイ110に位置する、 バンコクでも歴史が長い有名大住宅街(と言われているよう)です。 戸数、5000の、キング・プロジェクトで開発された、かなり大きなムー・バーンです。 ロングステイを一歩踏み込んだ生活となりましたので、 都心から離れ、しかし、まったくの田舎暮らしでもない、こういうところもいいのか、 と思って住み始めました。 さて、どんな生活になることでしょうか。

2013/08/02

「おいらくの恋」を読む10冊

すこし前に、週間現代と週間ポストで、

老年の性について、異常なほどの関心を寄せ、

シリーズで特集を組んでいたことに触れたことがあります。


日本に帰って、それらを探し出し、読んでみたい、

という酔狂はありませんでした。


ただ、ブックオフにあった中央公論の4月号、

メーン・テーマが特集「人生最後の恋のかたち」

という内容でした。


これも、上の現代とポストに影響されたテーマ

なのでしょうか。


サブタイトルは「老年の生と性」。

我が身を振り返るに、興味のないことはないので、

105円だして、その4月号を買いました。


「おいらくの恋」を読む10冊、と銘打って、

下記の10冊の本が、まぁ、参考になる本として?

紹介されていました。

1.「過ぎし愛のとき - 淑女の履歴書」 早瀬圭一著

2.「谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡」

3.「ヘンリー・ミラーのラブ・レター  
     ホキ徳田への愛と憎しみ

4.「斉藤茂吉・愛の手紙によせて」 永井ふさ子著

5.「仮装人物」 徳田秋声

6.「炎の燃えつきる時 江馬修の生涯」 天児直美著

7.「老醜の記」 勝目梓著

8.「百合祭」 桃谷方子著

9.「ゲーテ相愛の詩人マリアンネ」 高橋健二訳

10.「杉村春子 女優として、女として」 中丸美絵
 

「おいらくの恋」といえば、川田順。

彼が自身の体験を歌にうたってそれを「おいらくの恋」と

名づけたのです。

住友の常務理事まで勤めた人物で、その時代を代表する歌人。

皇太子の歌の先生でもあった。


67歳のとき、京大経済学者・中川与之助の妻 

俊子(当時40歳)と不倫の仲となり、

自殺を図ってマスコミを騒がせたが、

中川が離婚を承知して、

翌年には結婚、静かな晩年を二人で送った。

俊子は2006年まで生きた。


この恋物語は、辻井喬が「虹の岬」(谷崎賞)で

描いていますが、

上記本の推薦者は、辻井の本に対しての評価は

あまり高くありません。


当時、川田は「孤悶録」、俊子は「宿命の愛」、

中川は「苦悩する魂の記」と、それぞれの思いを

書き、出版している。


辻井が中川の著作を参考文献に入れていなくて、

中川に同情する立場からの見方が「虹の岬」には

少ないようなので、

この恋物語については、

早瀬圭一の「過ぎし愛のとき」を推薦しています。
  

ちなみに、僕は、「虹の岬」は10年前くらいに読んで

いて、恋の大筋は覚えています。


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20130801oiraku3



家捜ししたら、「過ぎし愛のとき」が見つかりました。


「過ぎし愛のとき」には、6つのエピソードが語られていて、

その第一番が、「歌人・鈴鹿俊子の八十年」です。

(85ページの作品です。

あとで読んでみました。

じつに心動かされるものがありました。

それは、中川博士のその後の人生についての、

部分でした。

あとで、書こうと思っています)


2冊めの、谷崎にかんする本は、

彼が老年の性と愛を描いたとされる「ふう癲老人日記」の

モデルである渡辺千萬子との書簡集で、

小説より面白い、ということで推薦しているようです。


この本も、すでに持っていて、

ぱらぱらと読んだことがあります。

谷崎の、セキララで、開けっぴろげに、若さに傾倒する

おかしさにあふれています。

それだけだぁ、と感じましたが。


その、他愛なさ加減では、4冊めの斉藤茂吉の本も

そのようです。

有名なセリフ、

「ふさ子さん!

ふさ子さんはなぜこんなにいい女体なのですか。

何ともいへない、いい女体なのですか」

というのは、この本で、ふさ子女史によって、紹介された

ものです。


この物語は、経緯をよく知っているわけでは

ありません。

以前に、なんだか、

これほどまでに、恋焦がれたと告白し、

迫った相手に、

後年、手のひらを返したような行動をとった茂吉に、

単に自分勝手なだけの、嫌なやつ、

という感じをもった記憶があります。


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そして、まぐれもなく、「おいらく」といえるのが、

江馬修(なかし)と

天児(あまこ)直美(1942-生存中)

の恋愛だといえそうです。


初めて会ったのが、

天児21歳のとき、53歳の年齢差だったといいます。


この本、まったく知らなかったので、新鮮な感じを

受けました。


さっそく、ヤフー・オークションで探し、

入札しました。


(上掲の写真は、インターネットで画像検索した

ものです)





^O^


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このキューピーさんの絵は奥さんのゴイ作です。
退職後、ロングステイ先を求めてタイにやってきたのが2008年。あせらず、あきず、あきらめず、いつまでも成長していける心で、豊かに生きることを願っています。産業カウンセラーの資格を退職後に取得。モットーは、あ・た・ま=明るく、楽しく、前向きに。

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